子供の歯は虫歯になりやすく、特に14、15歳くらいまで注意が必要です。一度虫歯になってしまうと、人工的な歯にするしかなく、一生苦労します。
したがって、「虫歯のないお子様を育てていくこと」が、当院の第一目標です。
虫歯があると食物をよく噛めないため、体に与える影響はもちろん、歯並びが悪くなる原因になります。
また、ひどくなった虫歯を放置すると、下の大人の歯にも悪い影響があります。
こうした悪影響をさけるために、子供の虫歯の早期発見・早期治療をし、虫歯ができないように健康管理をしていきます。
そのためには、お子様が楽しく、安心して治療を受け、通院していただく必要があります。
お子様のお口の治療や健康管理は、お父さんお母さんの愛情や、歯科医に対する協力があって、はじめてできるものなのです。
お子さんの治療の流れ



※最初から歯医者さんが好きな子供はいません。最初は慣れてもらうために、歯磨きの練習からしましょう。
小児歯科に関するご質問
- 仕上げ磨きは何歳まですればいいですか?
- 第一大臼歯がはえてくる6歳までは、仕上げ磨きをすることをお勧めします。はえたての第一大臼歯は硬さも低く、奥歯のため、歯ブラシが届きづらく、虫歯になりやすいためです。
- 心配なので、一緒に診療室に入りたいのですが?
- 小学校に入る6歳までには、お子様一人で治療を受けられることをお勧めします。歯科医院スタッフとお子様の信頼関係を向上させるため、また、お子様の自立と成長のため、必要であると考えます。
私の経験上、どんなに怖がりのお子さんでも、小学校に入るころには一人でできる子がほとんどですので、ご安心下さい。
- できるだけたくさん虫歯を治してほしいのですが?
- 子供は大人と違い、集中力も少なく、長いこと治療ができません。お子様によっては、号泣のため、治療ができない日もあるかもしれません。お子様も馴れてしまえば、どんどん治療ができるようになります。まずは、お子様のがんばれるペースで治療していきますので、根気強く通院していただけるよう、ご協力お願いします。