睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時にいびきをかきながら息苦しそうな呼吸をしたり、一時的に呼吸が止まったり、突然目を覚ましたりすることです。
症状が重い方は、睡眠時に上気道が塞がって窒息状態になるため、日中に居眠りを生じやすくなり、仕事や生活に支障をきたすことはもちろん、居眠り運転、睡眠時の窒息死をきたすケースもあります。近日、長距離運転手の方が睡眠時無呼吸症候群で死亡事故を起こすなど、社会問題になっています。
どんな治療をするの?
睡眠時無呼吸症候群の方の多くが、睡眠時に舌が沈下することにより、気道や喉を塞がることによって生じます。
そのため、下顎を前方に維持させる特別なマウスピースを装着していただくことにより、舌が持ちあがり、気道が塞がるのを防ぎます。 保険内と保険外の装置がありますので、詳しく聞きたい方は一度当院へご来院下さい。
いびきの治療に関するご質問
- 保険がききますか?
- 保険内装置と保険外装置があります。保険内装置を希望される場合は、耳鼻咽頭科で検査を受けていただき、紹介状が必要となります。
- 誰でもできますか?
- 残っている歯が少ない方、歯に動揺がある方、顎関節症の方など、適応にならない方もございます。まずはご相談ください。
- どれくらい効果がありますか?
- 睡眠時無呼吸症候群の軽〜中等度が対象となります。重度の方は、耳鼻咽頭科と連携して治療していきますので、ご相談下さい。